E-P1/E-P2カラー貼り革キットについての解説

 シルバーモデルは表面がステン無垢なので、革を貼ってもまず問題ないのですが、ホワイトボディ・ブラックボディに貼るのは変色などの可能性がないとは言えませんので、私といたしましては正直お勧めできません。

 素材はすべて牛革です。ワニ柄、ヘビ柄、トカゲ柄などのものは型押しで、本物のワニ蛇トカゲの革ではありません。

 発送は普通郵便となります(代金引換は代金引換郵便)ので、配達時間帯指定は出来ませんが、商品代金後払いをご選択の場合、時間帯に関係なくポストに投函されます。また発送後2,3日かかりますので、お待たせして申し訳ございませんが、なにとぞよろしくお願いいたします。

 裏にテープが付いておりますので、接着剤は必要ありません。大手メーカー(日東電工)製の低溶剤テープですので、焼き付け塗装相手には塗装は痛むことは私の経験上まずありませんが、絶対に大丈夫という保証は出来ませんので、この製品の使用はお客様の自己判断ということで、何とぞご理解をよろしくお願いいたします。



キットの形状は以下の通りです。



フロント2ピース、マイクロフォーサーズのラベルの部分が切り抜かれております。

以下の写真がサンプルとなります。
(画像クリックで拡大写真をご覧いただけます)


左上から右に向かって

オーカーリザード(表面トカゲ柄型押し)
レッドクロコダイル(表面ワニ柄型押)
ホワイトシュリンク(表面縮みシボ)
ブラッククロコダイル(表面ワニ柄型押)

左下から右に向かって

ブルーグリーンスネーク(表面ヘビ柄型押)
グリーンリザード(表面トカゲ柄型押)
ネイビーブルーシュリンク(表面縮みシボ)
キャメル(表面フラット)


 USBの蓋部分について説明をさせていただきます。



 USBの蓋部分の貼り革は付属しておりますが、これを貼るとUSB接続用の蓋は上手く開きません。USBをコネクトしないという方のみお使いください。





 貼り替え方法は、下のビデオをご覧ください。桜材の貼りつけガイドですが、やることは同じです。
 用意するものは水です。

 音が出ますので、ご注意ください




 マウント周りのみ位置あわせのため、水貼りをしてください。
 カメラの横に来る部分に水を塗ると、テープの強度が足りなくなり、剥がれてくる可能性がありますので、ご注意ください。

 剥がすときは、ゆっくり少しずつ時間をかけて剥がしてください。ドライヤーで革を少し暖めながらゆっくり剥がすとノリ残りがなく綺麗に剥がせます。

 剥がし方のビデオです。





刃型を作ってカットしておりますので、レーザーカットしてある4040などのE-P1貼り革キットほどの精度はありません。レーザーカットだと99.5%ほどの精度でカットできるとしたら、刃型でしたら95%ぐらいか な、という私の感想です。それでも実用範囲には収まっていると思います。

 また本革の問題点もあります。本革はカット面(コバ)が非常に弱いです。ここからボロボロとなってきます。もちろんコバを仕上げてありますので、ある程度丈夫にはなり ますが、ビニックスレザーに比べれば、強度は落ちると思ってください。元から革を貼ってあるフィルムカメラなら、革を貼る部分に段差がついていて、そこに 革が納まるという格好になり、コバが露出しないのでこういう問題はあまり起きないですが、デジカメの場合、ボディに革を貼るということを考慮して設計はさ れておりませんので、この点はなにとぞご了承いただければ幸いです。