E-P1桜材貼り革キットについての解説 シルバーモデルは表面がステン無垢なので、革を貼ってもまず問題ないのですが、ホワイトボディに貼るのは変色などの可能性がないとは言えませんので、私といたしましては正直お勧めできません。 貼り付けは非常に難しいです。一度貼ったら貼り直しは出来ませんので、細心の注意を持って行ってください。おそらく今まで当店カメラ革を貼った経験が無い方だと、失敗する可能性が高いと思います。購入はご自身の経験をよく考慮して行ってください。失敗しても商品代金が無料になったりすることはありません。 発送は普通郵便となります(代金引換は代金引換郵便)ので、配達時間帯指定は出来ませんが、商品代金後払いをご選択の場合、時間帯に関係なくポストに投函されます。また発送後2,3日かかりますので、お待たせして申し訳ございませんが、なにとぞよろしくお願いいたします。 素材はツキ板(木材を薄くスライスしたもの)に両面テープを貼り付けて加工したものです。本物の木材で、木材ふうのビニールシートではありません。 裏にテープが付いておりますので、接着剤は必要ありません。大手メーカー(日東電工)製の低溶剤テープですので、焼き付け塗装相手には塗装は痛むことは私の経験上まずありませんが、絶対に大丈夫という保証は出来ませんので、この製品の使用はお客様の自己判断ということで、何とぞご理解をよろしくお願いいたします。 現状下の画像のタイプのみです。 フロント2ピース、マイクロフォーサーズのラベルの部分が切り抜かれております。 上の画像はイメージです。黒い色ではありません。実際のキットは以下の画像です。 USBの蓋部分の革は曲がりきらないので貼り付けられません。 木材の難点は、曲面ですんなり曲がってくれないことです。そこで曲がり部分の表面に軽く筋を入れることで、木材を曲がりやすくしてあります。サイドの部分には筋が入っております。この筋は必須で、これがないと革が曲がりません。 革は表面無垢の状態での販売となります。ニスやクリアは塗ってありませんので、お客様ご自身でニス塗りやクリア塗りを行ってください。塗り加工は当店では行っておりませんので、ご自身で塗り加工ができる方のみご購入をお願いいたします。もちろん無垢のままお使いいただいても問題はございません。 貼り替え方法は、下のビデオをご覧ください。 用意するものは水です。 音が出ますので、ご注意ください 他の4シリーズの革(4040/4008/4034/4044/4020)とは両面テープが違いますので、このキットの場合はテープ面全体にたくさんの水を塗ってから貼り付けを行ってください。 剥がすときは、ゆっくり少しずつ時間をかけて剥がしてください。ドライヤーで革を少し暖めながらゆっくり剥がすとノリ残りがなく綺麗に剥がせます。これは4シリーズの革と同じ方法です。 何度も申し上げますが、貼り付けは非常に難しいです。一度貼ったら貼り直しは出来ないと思ってください。 作例(この状態での販売はいたしません) 上の画像をクリックすると詳細画像をご覧いただけます ウォルナットの水性ニス5回塗りです(※素材は桜材で、ウォルナット色のニスです)。3回ぐらい重ね塗りをしてから、表面にサンドペーパーをかけて、ま た重ね塗りをしてと繰り返してというように丁寧に根気よくやればもっと綺麗に仕上がると思います。 ニス塗りは当店ではやりません(手間かかりすぎ)。お好みのニスをお客様自身でご購入いただきまして(ホームセンターで売っているもので十分だと思いま す)、お好みで仕上げてください。漆を塗ってもいけると思います。自分でニス塗りして、これぞ世界で一台・あなただけのE-P1になります。 ニス塗りは、貼り付ける前にやっていただいて構いません。 ワシンの油性ニス(製品リンク)をご使用される場合、ニス原液はかなり濃いですので、薄めて使わないとムラになると思います。どれぐらい薄めれば良いのか、と言われても困りますけど、とにかく原液はかなり濃いです。私は原液で試して失敗しました。 ニス仕上げをしたものは販売しておりませんので、ご質問は無用にてお願いいたします。 失敗する方が多いと思いますので、2枚1セットで販売をいたします。 この商品に関する質問がある方は、おそらく上手く貼り付けできないと思いますので、申し訳ございませんがご購入されないことをお勧めいたします。 |