立体成型ペンケース製作キット


立体成型した革で作るペンケースDIYキットです。完成品ではありません。
プロでもなかなか作れない立体成形の革製品を、ある程度誰でもできるように設計してあります。

3つのパーツと、蝋引き糸が入っております。糸は失敗しても良いように2つ分入っております。

必要なものは針と菱ギリ、カッターナイフ(よく切れるもの)、はさみ、G17ボンドです。
針と菱ギリをお持ちでない方は別売しております。菱目では製作できませんので、菱ギリが必要です。



手縫いをするステッチ用のガイドをつけてありますので、このガイドに合わせて菱ギリで穴を開ければ、菱目打ちを使わなくても綺麗に揃った糸目でステッチをすることが出来ます。

開口部をカットするガイドラインも革表面にエンボスでつけてありますので、このガイドに沿ってカットをすれば正確なカットが出来ます。



一般的な4色ボールペンが2本充分入るぐらいの大きさです。
細めのメガネでしたら収納可能です。ただソフトケースですので、衝撃から保護することは出来ません。


製作手順


1.
本裁ち線に影響しない程度のところを適当にカットします。


2.
端の平面部分をガイドラインに合わせて切れ目を入れます。


3.
凸型の立体形状部分を平たく押さえて、ガイドラインに沿ってカットします。
一気にカットするのではなく、2,3回同じところにナイフを入れる感じでカットすると失敗しないです。

カットの作業はこれだけです。


4.
長いパーツと立体パーツの端を合わせます。


5.
開口部の端の位置を長いパーツに軽く印をつけておきます。けがいても良いですし、鉛筆で軽く印をつけておけば、後で消すことが出来ます。


6.
G17ボンド少量を紙の上に出します。
すぐに乾いてしまうので、少量だけにしてください。粘度が高くなったら、それはもう使わずに新たに少量出して新鮮な状態のボンドをお使いください。


7.
長いパーツの部分に綿棒でボンドを薄く塗ります。
これでも厚すぎぐらいです。とにかく薄く塗ってください。


8.
立体部分の裏側にも薄くボンドを塗ります。


9.
両方塗ったら、よく乾かします。10分ぐらいは乾かしてください。とにかく乾かすことが重要です。


10.
フラップをつける部分(ガイドラインの内側)に接着剤を塗ります。
すみませんが、この画像の状態だと塗りすぎです。もっと薄く塗ってください。


11.
フラップ部分は端から7mmぐらいを目安にボンドを塗ります。


12.
端を合わせて貼り合わせます。


13.
フラップをガイドラインに合わせて貼り付けます。


14.
位置があったら、よく押さえて貼り合わせてください。


16.
ゴム板などを敷いて菱目のガイドに沿って菱ギリで穴を開けていきます。
ガイドの方向と菱目の方向を合わせて穴を開けていきます。
最初の1つめはガイドがありませんので、目測で合わせて穴を開けてください。


15.
糸のかけ方に作法があるのですが、こんな感じです。わからないと思いますので、詳しくはWebで調べてください。

 

16.
クロスステッチで縫っていきます。


17.
糸止めは2ステッチ戻してハサミでカットしておいてください。
ヌメ革ですので、使い込んで経年で色が深くなるという楽しみがあります。


お手入れは、ミンクオイルやニートフットオイルをお使いください。オイル入れは思い出したときぐらいでかまいません。



製作用の道具が必要な方は、菱ギリ1本、針2本、ゴム板を別途ご用意させていただきます。1300円税送料込み。

納期は2、3日ほどです。


立体成型ペンケース製作キット
2900円税送料込み

数量:


ボンドG17(20ml)
160円税送料込み
単品販売いたしません
数量:

DIYキット製作用道具
(菱ギリ1本、針2本、ゴム板)
1300円税送料込み

数量: