モルト、植毛紙の貼り方

ノリなしモルトの場合こちらをご覧下さい。


★ 用意するもの

エタノール...メチルアルコール(メタノール)は健康を害しますので、必ずエタノール(エチルアルコール)をご使用下さい。薬局で手に入る消毒用の小瓶でかまいません。

...幅1cmぐらいの絵筆なら何でもいいです。

竹串...作業性は落ちますが爪楊枝でも代用は可能です。

綿棒...普通の綿棒でかまいません。

カッターナイフ...普通のカッターナイフでかまいません。



手順

1  元々ついているモルトを剥がす。筆にアルコールを浸して、剥がすモルトにアルコールを軽く塗りながら竹串で掻き出します。

 ミラー部分のモルトを剥がすときは、ティッシュを入れて、ティッシュの中に古いモルトが落ちるように剥がして下さい。

2  剥がしたモルトがついていた所に、接着剤などが残っていたら、アルコールを浸した綿棒でこすってきれいにして下さい。

3  カッターナイフで適当な大きさに切って下さい。使うモルトの厚みは、元のモルト厚を参考にして下さい。

4  剥離紙を剥がして、テープ接着面に筆でアルコールをまんべんなく塗ってください。

5  実際にモルト・植毛紙を貼り始めます。このときアルコールが乾いていると、微妙な位置決めができませんので、筆で接着面にアルコールを塗りながら貼ると良いでしょう。

 モルトの溝貼りの場合は、貼っているうちに接着面が転んでしまう場合があります。その場合は、アルコールが乾く前でしたら、簡単に剥がれますので再度貼り直して下さい。

 モルトの溝貼りの時は竹串を使って接着面が下になるように調整して、接着面が下になったら、上から押さえる、という感じで貼っていって下さい。

6  植毛紙の場合、全体を貼ったら、アルコールが乾く前に少しずつずらして位置決めをします。

 貼り終わったら、アルコールが乾燥するまで待って下さい。アルコールが乾けば、テープの接着強度が戻り、それ以上ずれません。